準備中
登山口の神社
だんだん銀世界になってくる
天狗堂が近づいてきた
山頂直下の雪に覆われた岩場
頂上から見た御池岳
ピザとケーキとミニクリスマスツリー
サンタクロース!
雪雲に覆われた天狗堂をバックに集合写真
翌朝、宿の駐車場も一面の雪
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10:00 君ヶ畑バス停
10:25 神社横登山口
12:30 天狗堂山頂
13:50 下山開始
15:25 登山口着
16:45 金剛輪寺
週末になると天気が崩れる登山者泣かせのパターンになった
今週末はどうかとやきもきしながら、予報を見ていた。
どうにか回復の兆しということで決行の連絡が入る。
八日市ICで降り近くのコンビニに立ち寄ったところで、さかじん号と合流した、
参加者全員が今日もまた元気で出会えたことがうれしい。
明るい朝日に照らされた付近の山には雪が積もっていない。
湖北は連日のように積雪情報で、この辺りにもさぞや雪があるだろうと、準備してきたメンバには拍子抜けの光景だ。
永源寺ダムの脇を走ると、水の引いた底からかつての水に沈んだ集落跡が見えている。
昭和二十年代以前には佐目千軒といわれて、木地師の一大本拠地であったと聞いた。
日本コバはその作業場として存在していたようだ。
小椋姓はここから全国に広がった木地師の末裔だと蛭谷にある木地師資料館で見たことがある。
鈴鹿には至るところに、人が住み歴史を残しているそんな史跡を訪ねて登山することが、楽しみで何度も訪れた。
それでも飽きない山域なのである。
車内では、雪が無いと残念な声があがっている。
政所を過ぎて、君ケ畑の集落に到着すると山肌には雪が見えた。
やはりここまでくると少しは雪があるか。
今日のSLはちゃばくんだ。まずは登山口まで歩こうか。
登山口は神社の鳥居をくぐったすぐ右手にあった。杉の葉が落ちて、雪は無い。
登り出すと、ひたすら急登の連続ですぐに息があがる、汗がじわりと出る。しかも地面が緩んでいる。
落葉の下の地面が顔を出しズルリと滑る。
何度か休憩して、平坦な場所にでると辺り一面に白い世界が広がった。広葉樹の明るく浅い谷だ。
皆の感動の声があがり写真タイムとなる。
さあもうひと登りで、稜線だ。
稜線からは、ゆるやかにアップダウンをしながら、見上げるように聳えている天狗堂へ距離を縮めてゆく。
急な斜面ですねという声も聞こえてくる。
登山道は50cmほどの雪の下、新雪をラッセルしてSLのちゃばくんが進んで行く。
雲の流れが太陽を出したり、隠したり。
やがて急斜面にさしかかり、滑り落ちないように慎重に登る。
木や根につかまり、身体を引き上げてゆく。
岩場では根につかまりながら登り、岩の間をすり抜けて、また登りやっと山頂稜線に出た。
山頂の岩場まで進み、雪が覆う岩場に到着。ここからは御池岳が目の前に広がる大展望台だ。
皆は交代で岩に上がり、記念写真を撮っている。
さあ、ひととおり写真を撮ったら宴会だ。
風を防ぐ窪地を見つけて、円陣を組んで宴会の準備を開始。
かめちゃんからの差し入れのケーキは大丈夫だろうか、
急登の途中滑り転んでもケーキだけは無事にと4人の男性が交代で運んだ。おそるおそる開けると
おーやった大丈夫だった。
あとはシャンパンで乾杯して・ピザや餅・つまみにビール・焼酎など盛りだくさんの食べ物が出てきて
にぎやかに宴会がはじまった。
そのうちにひろぴぃさんが調達してくれたサンタの服で、コスプレ。
ポーズを取っているうちに、はまってしまいそう。
笑っているうちに、雪がチラホラしやがて吹雪状態になってきた。
ころは良しと宴会を終了して下山開始。
急登なだけに下りの早いこと、あっというまに下山した。
見返ると天狗堂の山頂は雪が降っていた。
ちゃばくんと別れ、宿泊組みのメンバと国民宿舎金剛輪寺荘へ。
まずは風呂に入って暖をとり、食堂へ。出された食事はなかなかよい品揃え。
ビールで乾杯し、談笑しながら楽しく過ごした。
二次会は部屋にもどって、思い出話しに花を咲かせて延々としゃべりを楽しんだ。
たのしむこと4時間もう遅いしそろそろ寝ますか。外は雪がちらほらと。
目を覚ますと、外は20cmほどの白い世界。
おーい道路は大丈夫かなあ。
ニュースを見るとあちこちで渋滞や通行止めの報道をしている。
八日市ICは通行止めではないらしい。
朝食をすませ、荷を持って外へ出ると、ひろぴぃさんとかめちゃんがいきなり雪の上を走り出した。
子供心にかえり、思い切り走った。
辺り一面、白い世界だった。
参加者の皆さんご苦労様でした。楽しい忘年会登山でした。企画してくれたみかんさんに感謝。
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