太郎谷の道
谷で出会ったマンサク
小太郎谷源頭
南下班と出会う
出会った所で集合写真
御所平
展望も最高!
自然林
田村川に面した斜面はどこも急
南下班は舟石で楽しんでいた
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〜北上班編〜
9:20太郎谷林道終点
10:30稜線
11:10舟石
11:25小太郎谷源頭
11:55御所平手前のコル(昼食1.5h)
13:30御所平
14:00ヨコネ
14:50田村川に出合う
15:00田村川林道に出合う
15:30沈下橋
今回は、参加前々日に鈴北さんから鈴鹿随一の場所とのお奨めのメモを見てから、御所平を
礼讃した他人のHPを見つけ、すっかり行きたくなってしまったため急遽参加させていただい
た。黒滝集落の公民館でルート等確認後、南北2班に分かれる。今日は交差登山というもの
をするらしい。交信か何かの練習でもするためなのか?と目的を尋ねてみると、距離が稼げ
るようにとの理由だそうだ。
太郎谷川沿いの道をしばらく車で行き、行き止まりで駐車。
カメさんにコンパスの使い方を教わって歩き始める。道は歩きやすいところもたまにあるが、
大半は低木やいばらが行く手をさえぎっていたり、崖で道が途切れるので対岸に渡ったりというのの繰り返し。
とにかく沢沿いに行くのだろうとは思っていても、
途中沢が二手に分かれていたりして、どちらに行くべきなのかがよく分からない。それでも先導のカメさんは
「この地形はこの辺ですねー」とちゃんと現在地を把握しているらしい。私は今どこにいる
のかさえさっぱり分からないまま、最後に黄色っぽい土のガレ場を登ると、あっけなく稜線に出た。
笹原を少し進むと林に入り、鹿よけの柵が現れてすぐ三重県側の景色が前方に開ける。
ここからはアップダウンの少ない楽な道を行く。舟石を経て、
途中から左へわずかに下ると小太郎谷の源頭に出た。ここは明るい笹原で、写真を撮ったりしてしばし楽しむ。ここ
から少し急な斜面を登り、832のピークを下りた所ですんなり南下組と出会って、鈴鹿の
名だたる山に囲まれながらのおいしい昼食をとった。
また二手に別れ、いくらも歩かないう
ちに御所平の札のあるピークに着く。前方に雨乞岳の美しい山容を眺めながらなお気持ちの良い稜線を進む。
左に崖を見るとすぐに二つ目の832のピーク。
ここから左の尾根に入らないよう注意を受けながら、仙ヶ岳への分岐点となるピークにたどりつくと、そこには沢山
の団体さんがいた。彼らと前後しながら、林道を目指して尾根を下り始める。鹿よけの柵を
越えたあたりから尾根がどんどん広くなり、傾斜もひどくなってほとんど腰を直角に曲げ前のめりの状態で下っていく。
尾根が一向に狭くならないまま沢が現れた。
予定よりだいぶ北進して川の上流に出てしまったらしい。川沿いに少し歩くと林道に出て、
そこからまた随分歩くと駐車場所の沈下橋に着き、行程が終了した。ちんか橋という名前の橋かと思ったら、
橋の種類だったのだと実物を見てやっと気づいた。
私は特にヤブ好きというわけではなく、
ぼーっと歩ける道の方が好きなのだが、今回、稜線部よりむしろ登り下りの行程が楽しかったのは不思議だ。
今まで知らなかった新たな山の楽しみ方を教えてもらった気がする。ご指導下さったメンバーの皆さん、
ありがとうございました。
〜南下班編〜
コース 田村川→稜線→御所平→稜線→太郎谷川→黒滝集落
8:55 黒滝公民館 コースを確認して南下組と北上組に分かれて車に乗り込み出発。
南下組B班は田村川の林道を上がって行く。
9:25 沈下橋手前で車をデボ。
なるほど橋が逆アーチになっている、水かさが増えると沈みます。
9:45 荒れた林道を取り付を探しながら進んで、何とか登れそうな急斜面に取り付く。
50メートルも上がればいきなり細尾根だ、急な登りで一挙に高度を稼ぐ。
鹿避けネットに沿って登る、こんな急斜面に鹿の糞が一っぱいだ。
10:35 小ピーク ここからは登りも楽になる。
踏み後があり、赤いテープと紫のテープが付いていた。
11:00 仙ヶ岳、御所平の分岐
見通しの良い自然林をぬって御所平到着、
A班に連絡、向こうも順調に尾根を北上中。
11:50 ヤッホー A班と無事合流、道から少し横に宴会場を確保
13:20 車のキーを交換して出発。
14:10 舟石、舟の形の大きな石。この上に登り写真を撮り休憩。
15:00 水音のするほうへ薮をこぎ、岩を降りるとドンピシャ谷に取り付いた。
後はこの谷をコンパスで下山地点を確認しながら下るだけ。
15:45 白い車が見えた、やった!無事下山だ!
あらためて今降りてきた山を見上げた、
今日のこの満足感は最高だった。
15:50 黒滝公民館 すでにA班は着いていた。
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