取り付き
激登り
仙ヶ岳より宮指路岳方面
アイスバーンの激下り
宮指路岳への登り
大きな岩
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コース:黒滝〜林道〜御所平北端〜仙ヶ岳〜犬返しの険〜宮
指路岳〜小岐須峠〜新林道〜黒滝
今回は縦走シリーズ第13回目で南部の核心部である御所平
北端〜仙ヶ岳〜宮指路岳を縦走した。
9:10 歩きはじめ
車は黒滝より田村川林道を進み沈下橋より約1キロ先で駐
車。すぐに準備をして今日の登山開始。
9:15 取り付き
取り付きはヨコネ(p832)のすぐ東のピークから派生する
尾根の末端を選んだ。
この尾根は前回の縦走、ヨコネ以南〜御所平の時にも使っ
たが植林からはじまり
最初のピークまでは激登りで、途中ヤブにも少し邪魔され
るが、鈴鹿縦走ではいつもの事なので
メンバーは普通に歩を進める。
その激登りも45分ほどで傾斜が落ち着き自然林の尾根と
なる。ここからはテープも見られ
その気持ちよい尾根を15分ほど登ると、仙ヶ岳と御所平を
分ける県境尾根のピークに到着。
ここから今日の縦走がはじまる。
10:15 縦走スタート
仙ヶ岳へむけて急斜面を少し下ると御所谷からのルートを
右に見て、また急な登りにかかり
雪の斜面を我慢して進むと前方に大きな岩が見え、その岩
を越えると大きな展望が広がった。
近くに前回歩いた御所平、そのむこうに能登ヶ峰から鹿の
楽園、そのむこうにサクラグチ
さらに奥に綿向山から雨乞岳、鎌ヶ岳と、すばらしいパノ
ラマが見回せた。
また前方には仙ヶ岳とその南尾根の荒々しい景観も印象的
だった。
11:00 仙ヶ岳
仙ヶ岳まで到着すると、これから向かう宮指路岳までの荒
々しい稜線と途中の犬返しの険が
見渡せるが、かなり距離もあり途中のアップダウンも相当
あるようだ。ここで集合写真を撮り
10:15縦走開始。すぐに激下りが始まるが、この斜面
は北向きなのでアイスバーン化した
雪の下りなので、樹木をつかみながら慎重にくだる。振り
返って見る仙ヶ岳は雪の斜面は反射して
とても美しかった。
大きく下りきったところが小岐須への分岐で、分岐を見送
るとまた大きな登り返し、このアップダウンが
いくつか続き、犬返しの険の手前のザレ場に着くとちょう
ど12時過ぎだったので、ここで大休憩にした。
12:15 昼休憩
今日のメニューはみかんさんが用意してくれた美味しいブ
タ汁。いつものようにビールで乾杯、天気は快晴、
景色は最高の場所での昼ご飯はやっぱり美味しい。
13:20 宮指路岳へ向けて
休憩のあと、犬も通れないという悪場の犬返しの険を通過
となるが、言われているほど悪い道じゃなく むしろ楽しい道だった。しかし滑落すればヤバイという場
所もあり、山に慣れていない方は楽しい道とは思わないなかも。
下りきって今日、最後の登りを登りきると宮指路岳へ。
13:40 宮指路岳(クシロ、946m)
左に自然林、右に植林を見て急な登りで宮指路岳山頂に到
着。山頂は樹林で景色は得られないがすぐ先は
大きな岩が並び、景色の見える場所があり、ここで写真休
憩をしばらくして、雪の多い下りの道を歩くと
今日の縦走の終点の小岐須峠へ 14:00。この先、水沢
岳へ続く道は次回の縦走である。
今回は小岐須峠から左の谷を下り、林道を1時間下り朝の
駐車地へ到着して、今日の歩きを終えた。
15:15田村川林道駐車地
今回の縦走は真冬なのに快晴で春の陽気で、とにかく展望の
いい、ワイルドなコースだった。
こんな展望のコースならもちろん、また訪れてみたい。特に
アカヤシオやイワウチワの咲く5月に
また個人的に歩いてみたいコースだった。
まだしばらく縦走は続くが歩けば歩くほど次回の楽しみが増
える。やっぱり鈴鹿は最高だ。
田村川林道駐車地9:10
尾根取り付き9:15
平坦10:00
ピーク10:15
仙ヶ岳11:00
小岐須分岐11:30
昼休憩12:15〜13:20
宮指路岳13:40
小岐須峠14:00
林道14:10
田村川林道駐車地15:15
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