奈良芳山 517m 四等三角点

2002年12月23日晴れ   参加者:かねやん・まさちゃん・コスモス

                                    

COMPASS76の初めての山行は奈良市の芳山(ほやま)としました。山行日が変更になり全員参加ができませんでしたが、女性二人がにぎやかに盛り上げてくれました。今回は、春日大社南の道路を東に進み能登川沿いに民家の間を柳生街道へと入り、峠の茶屋を過ぎたあたりから神社の横から入るというコースをとりました。
木立の中の能登川沿いに石畳の柳生街道が続いています滝坂の道です。苔むした石畳ですが、どうやらこの石は当時のものではないようです。渓流を右に左にと渡り返しながら歩きます。       
今日は風も無く穏やかな晴れの日、少し汗ばみながら歩くとやがて首切り地蔵前の広場に到着しました。荒木又衛門が試し切りをしたといわれる大きな石仏で頭部が水平に切れていました。反対側には東屋と立派なトイレがありました。やがて道路に出会い、分岐から柳生方向へ向かうと峠の茶屋が昔懐かしい姿でありました。大きな編み笠が茶屋のシンボルとして掲げてあり、提灯や店の前の縁台はこの道の時代的な雰囲気を盛り上げています。芳山への登山道はこの茶屋の先の左手に神社がありその横から竹林の中へ入り込みます。  
竹林を抜けると小さな谷間の農地で小さな茶畑がありました。のんびりとした光景です。すぐに鹿避けの鉄格子の柵があり、戸を開けて進み今度は少しばかりの下りとなります。
左手の桧林に芳山があると道のそばに小さな指導標がおしえてくれました。指導標のままにはっきりとした踏み跡をたどると、ひざ下丈の笹原となり、急斜面をたどってゆくと三面石のある小さな広場に辿りつきます。方形の石の三面に仏が彫ってあるというのですが、どう見ても二面しかありません。あきらめて山頂目指して出発。山頂は高みに上がってしばらく進んだ小高い大きな石のある場所にありました。
四等三角点   風邪気味で参加したまさちゃんは大汗を掻いていました。頭にまいたバンダナは汗でびしょびしょ。本当に皆さん良い汗をかきました。しばらく休憩して、下山は山頂から南の尾根を辿り、地獄谷を周り新池に出て首切り地蔵から帰りました。適度な年末の納山会となりました。

               
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