ふれあいの森から貝月山

2004年12月18参加者;さかじんL・はじめSL・ひろぴぃ・
かめ・みかん・又三郎

天気:晴のち曇り
8:30過ぎJR山科駅前に集合した(はじめくん
を除く)6人は、ゲストのkirinさんとお互いに自
己紹介を交わした後、2台の車に分乗して集
合場所に向かう。天気は鱗雲の混じる秋空の
ような青空で幸先良いスタートを切った。10時
過ぎに集合場所の黒滝公民館の駐車場に到
着。はじめくんは、今日も早々と到着して余裕
しゃくしゃく。本日のリーダーさかじんさんから
コース説明の後、ストレッチをして10:20出発
。駐車場脇の最初の登山道への取り付きから
急登で、細い道をトラーバス気味に高度を上げ
て行く。スギの植林帯であったが、程よく手入
れされており、日の光も差し込んでいて暗くは
ない。
やがて尾根に達し、尾根歩きの始まりだ。そこ
でコンパスの使い方の復習をし、ルートの方向
を確認し、コンパスを頼りにルートを進むことに
した。
ひろぴぃちゃんとカメちゃんの二人がその先導
役になった。植林帯を過ぎると灌木帯になり、
イバラがあったりしてチョットした藪こぎ。
鹿の糞も多い。右片側には鹿避けフェンスが巡
らされている。10:40の休憩タイムにはkirinさ
んが道を遮断している倒木の朽ちた大木をノコ
ギリで寸断して道を開かれた。
再びスギとヒノキの植林帯
の中を進む。途中、おおよその方向は合ってい
るものの、尾根道から右へ反れた作業道に紛
れ込んでしまった。尾根道と平行に走っている
道で、途中からおかしいと分かり尾根道に戻っ
た。コンパスだけでなく同時にルート上の地形
を読むことが重要である、との教訓であった。
ルート方向が北向きに変化したと思ったら、
11時半過ぎ能登ヶ峰の頂上に達した。
展望はない。そこを過ぎると鹿のヌタ場があち
こちに散見される。眼前が急に明るくなってき
た。なお進むと、鈴鹿山系の山々の連なりが
日を浴びて明るく輝いているではないか。
鎌ヶ岳の形の良い雄姿が一際目立った。
そして眼下に広がる鹿の楽園。そこから気分
も開放され、鹿の楽園の底の原っぱまで自由
に闊歩し、そぞろ歩いた。
鹿の道が何本も通り、短く刈り込まれたような草
原状の笹原の中に、オブジェのように馬酔木の
木が散りばめられている。
馬酔木の中には、この時分に花を咲かせている
ものもあって、ここでも異常天候の現実にぶつ
かる。
12時過ぎに昼食場所の原っぱにシートを敷き
つめ、宴会の準備をしながら、まずはビールで
乾杯。
誰一人いない時間の止まったような空間で、贅
沢な時間が過ぎてゆく。
前回の例会からチタンの鍋が活躍している。
今回みかんさんが用意してくれたメニューは「倶
沢山うどん」。うどんは、はじめくんが大阪の老
舗から特別に美味いのを仕入れてきた。カメち
ゃんは網で餅を焼く懲りよう。
餅は元気が良すぎて網からよく落ちた。
ひろぴぃちゃんからビールの大量の差し入れ、
はじめくんの泡盛のお湯割りも登場して、1時
間半の宴会となった。
空に少し雲が増えてきた。天気が崩れて行
く予兆のようだ。酔いを少し醒まして、13:
30過ぎに帰りのスタート。来た道を戻り、鹿
の楽園と能登ヶ峰の中間点辺りから、林道
に向けて東南方向へ植林帯の道なき道を急
降下する。除伐された灌木が藪状になって
道を塞いでおり、ハードル競争並みに越えて
歩いた。前回の藪こぎ以来、藪こぎにも抵抗
無く、一歩一歩目標点まで下りて行っている
確信があった。知られざる滝もあったりで、
未知の発見ありの冒険だった。14:40林道
に出合い、後は清流の田村川沿いの林道を
雑談を交わしながら歩き、
15:10過ぎに駐車場に全員無事に戻った。
その後、はじめくん、さかじんさん以外は、かも
しか温泉で汗を流した。
今年最後の例会であったが、静かな山の空間
で賑やかな楽しい1日を過ごすことができて大
満足であった。18:30山科駅近くの居酒屋に
再集合し納会を行った。はじめくんは都合で参
加できなかったが、鈴北さんもやって来て一年
の締めくくりと来年への夢を織り交ぜて話がは
ずみ、酔いも大いに回ったが、時間切れにて
散会した。


                            

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