ふれあいの森から貝月山


2003年12月14日晴れ  参加者:さくちゃん・みかん・かねやん

12/14(日)7:00京阪八幡市駅集合。7:15出発、新開通の京滋バイパス・久御山・淀ICから大山崎経由で名神高速へ直接乗り入れ、中国道へ繋げ福崎ICで高速を降りるまで休みなしで一気に走る。何と便利になったのだろう。これはドアトゥードアのドライビング山行だ。おまけに天候は冬晴の透明な光が充満している。
途中、コンビニで忘年会登山用の酒、ツマミなどを買い入れ、9:10に登山口の雪彦に到着。ストレッチを各人行い、9:15に登山届に記入し、登山口出発。雪彦山915mは近畿百名山の一つであり、また英彦山(福岡県)、弥彦山(新潟県)とともに日本3彦山の一つとして名が知られている。彦は秀でたところ、突出したと
ころのことで、高く険しい山のことをいう。
彦山信仰という修験道の拠点だ。いきなり丸太の階段の急登が始まり、以後ぐいぐいと木の根の這った道を尾根道まで登って行く。1時間程でオーバーハングした30m余りの出雲岩の下に着く。ロッククライミングのメッカらしく、練習跡が岩肌に残っている。
頂けないのは、あちこちの落
書き興ざめしてしまう。
鎖場の急峻な岩場を3点確保し
て汗だくで登って行く。
眼前には大天井岳の突出した
岩肌の山容が険しく迫力ある
姿で端座している。

余裕ありそうな笑い?
せり岩(競り岩?迫
り岩?)という2つの大岩に挿まれ
た道、体の大きな人、太った人は
通れない位その道巾は狭いのだ。
私はリュックの巾が邪魔して、途中
で前へ進めなくなり、後戻りしてリュ
ックをはずし、リュックを手に持ち直
して体の前に抱えて。

ウワーッ
本格的岩登りになってきたよ。
岩の隙間を旨い具合に動かしなが
らヨチヨチと歩いて、やっとのこと通
り抜けたしばらく岩場の難所を歩き
つづけること20分余り、10:50大
天井岳838m頂上到着。360度の
晴れ渡る播州の山々の眺望を楽し
み、記念撮影を済ませ、三角点の
ある本当の雪彦山へ向かう。
途中、霜柱が残り、雪も残っている
。北斜面は日当たりも悪く、冷え冷
えとしている。杉の植林地へ入りこ
み、1時間後の11:50雪彦山へ到
着。頂上からの展望はなく、やや下
った平らな場所で、雪解けの水滴
を頭に受けながら、宴会開始。
みかんさんの用意した寄せ鍋の材
料を鍋で炊きながら、熱燗で乾杯。
今年の例会の思い出話、来年の例
会予定の山の話などに花を咲かせ
てほろ酔い気分。酒が足りない。し
かし酔っては、下りが危ない。安全
第一。コーヒーを啜って我慢、我慢
の忘年会。13:00出発。

雪が溶けて落ちてくる!!
下りはしばらく往路を歩き、大天井
岳の手前から新下山道をやや早足
で下る。冬とはいえ照葉樹林の茂
る、緑濃い道で冬枯れの雰囲気と
は少し違っていた。
新下山道の方から見る大天井岳は
深い谷へ落ち込む大絶壁で、その
90度近い岩を数人のクライマーが
ロープを使って攀じ登っているのが
遠望できた。渓流沿いの道まで下
てくると明るく広い開けた谷となり、
終着点の登山口が間近いことがわ
かる。14:30登山口に戻ってきた
。そこそこの厳しさと迫力を感じさせ
てくれた今年最後の山行であった。

あんなところに人がー
   
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