丹波白髪岳 二等三角点

                2003年8月24日 晴れ 参加者:さくちゃん・みかんさん・かねやん  3名

午前7時、京阪淀駅近くに集合し出発した。天気
は曇り空で雲の色が黒っぽく、やや不安を感じな
がら登り口の住山に8:30頃到着。
辺りにはマロン園などがありのどかな田園風景が
山の麓に広がっている。
白髪岳と松尾山へ向かう分岐点で昼食タイムを考
慮して松尾山への林道を取る。谷筋の道とあって
か湿気がひどく汗が吹き出してくる。
道端にはムラサキツユクサ、お茶の木など野の草
木がヒノキ林の中に交じる。
セミの鳴き声もすさまじく、アブラゼミ、クマゼミ、ツ
クツクボウシなどの声が聞こえる。
赤トンボが飛び、キチョウが舞う。山路のホトトギス
を見た。
谷川沿いの道を丸太橋を渡ったりしながら少しずつ
登って行く、杉の中にヤブツバキ、カシ、アオキなど
の常緑樹が増えて行く。
林道を30分程歩き、細い山道に入る。足下の山ビ
ルを気にしながら高度を上げてゆく頃、ミズヒキ草や
山路のホトトギス、名の知れぬピンク、白、黄色の
小さな花が道沿いに色を添えてくれる。
15分程で不動の滝の前に出た。
蒸し暑い中、少しはホッとする瞬間。
これから先は金剛蔵王、阿弥陀堂跡、本堂跡、愛
宕堂跡などの遺物が道沿いに点在する、苔むす歴
史街道を歩く。
天保時代の記名のある墓群の所から尾根へ向け
て登りが急になる。
仙ノ岩から千年杉辺りで谷から吹き上げて来る風が
吹き始め、疲れも吹き飛ぶ心地になる。10時20分松
尾山山頂(687m)着。
広くて見晴らしもまあまあだが、アブ、ハエ、ブヨなど虫が多く、落ち着けない。15分程休憩し白髪岳へ向かう。一度下って又登る道だ。良く手入れされ明るい雑木林(ウスノキ、アセビ、ナツハゼ、リョウブ、ヒサカキなど)の中にモミ、ツガなどの高木も交じる。足下にはサルトビイバラの緑色が光り、所々にカタバミの葉が目立つ。時にウグイスがまだ鳴いたりしている。頂上へ取りつく登りは岩山状になりロープを伝いながら、11時25分頂上着。ビールで乾杯。この美味さは何とも言えない。雲間から日が差して暑くなってきたが、微風に吹かれながら昼食。
丹波の山々が幾層にも重なりながら霞んで見渡せた。記念撮影をし、12時20分下山の途につく。修験の道と思われる岩の細い道を多少のスリルを味わいながら降りて行く。12時50分過ぎに白髪岳の登山口着

休憩後、林道を歩き13時半頃駐車した場所へ到着。時間が早かったので篠山の温泉、ささやま荘で一日の汗を流し、疲れを取って帰路に入った。






    

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