鈴鹿縦走1
柏原〜橘小屋〜上丹生

6月19日(日)晴
参加者:鈴北(L)、カメ(SL)、みかん、さかじん、ひろぴぃちゃん、ちゃば、又三郎、以上7人。










今回は、山東町柏原から伊賀町旗山に至る鈴鹿縦走全12回コースの第1回目の記念すべき山行である。 当日は朝から天気にも恵まれ幸先良いスタートだ。事前からの最大の関心事は、未知との遭遇ならぬ 「ヒルとの遭遇」であった。また特筆すべきは、今回の山行スタイルは登山スタート点とゴール点に車を 各1台ずつ配置して、ドライバーに負担は掛かるが、スタート点とゴール点を車で周回するやり方で歩く時間を 大幅にカットするやり方である。
8:20登山口「左います道」の少し先の柏原道沿いの広場着。9:00車の配置を終える。ヤマビル襲撃に備え、 靴の周辺部にヤマビルファイターを吹き付け、靴下をズボンの裾に被せ、タオルを首に巻く。
ストレッチ、記念撮影後9:20出発。登山口からすぐドクダミやヒメジオンなど見慣れた花が咲いている。 湿っぽい草むらの小道を川沿いに稜線を目指す。途中、道草して杉林の中の馬頭観音の祀られた祠を見学する。 どこかエキゾチックな趣のある馬頭観音の姿に、遥かシルクロードへ思いが馳せる。しかし、その夢もつかの間、 ヒルの登場と相成った。皆でヒルヒルと騒ぎ、これ以後、何故か視線が下ばかりを向くようになって行ったのである。
軽めの藪こぎをしながら稜線を目指す。
10:00稜線に出、小休憩。風が吹き上げてきて気持良い。アリドオシという極小花やギンリョウソウなども発見。 笹薮の道をひたすら進む。10:10みかんさんの左すねにヒル発見。10:20四等三角点のある458Pの到着。 山の名前が不明の為、観音寺山と命名し白札に記入する(実は、オホラという本名があることが後で分かった)。
この先も腰高の笹薮の道を進む。急に視界が広がり、谷山や鈴鹿の山々が姿を見せ明るい感じになる。 バンビのような美しいブラウンの鹿がこちらを向いて、藪の中に消えて行った。
下の林道に降り、しばらく林道を 歩き、又杣道を下って11:20柏原道に合流した。そこは霊仙山一合目であったのだ。これから先の行程を前に、 エネルギー補充の休憩。ヒルはここにも待ち構えていて、地面に置いたザックに這い上がってきた。こちらも幾分慣れて きて、ヒル君の一斉撮影。
さあー再び出発。タツナミソウ、コアジサイ、ウツギ、ヤマボウシ、エゴノキの花など、花も 豊富になってきた。12:10四合目着。12:25五合目着、小休憩。無風で蒸し暑い。12:50七合目着。 フタリシズカ、ハコベ、トリカブトなど発見。ママコ穴の表示を見ながらやり過ごして行く。30mの陥没の穴があるらしい。 13:05八合目着。13:15上丹生への分岐着。13:20九合目着。非難小屋が見え、その先に経塚山から 霊仙山への草原状の笹原の稜線が雄大に広がっている。13:30非難小屋1005m着。
小屋の周りには登山者が 群がって休憩、食事中であった。我々のお腹も限界点まできていた。場所を確保し、まずはビールで乾杯。 鈴北代表よりひろぴぃちゃんへ3000回投稿記念品の授与。あとは、ひたすらビールで喉を潤しつつ食べ続ける。
満腹になり、皆霊仙山に登る元気も時間もなくなり、風に吹かれてお昼寝タイム。
15:00大休息後、気を引き締めて下山開始。15:30分岐着。上丹生へ至る谷山谷への下り道を取る。 白い大きな岩がゴロゴロしている。水は伏流のためか無い。
15:45漆ヶ滝着。小休憩。ここでは水も流れ出していて、 谷川の水が美味しい。三ノ谷、くぐり岩、二ノ谷、一ノ谷、屏風岩と歩き進む。谷は土石流被害の為か、 かなり荒れた様相だ。それでも近くの集落の人達?が登山道を少しずつ整備されている様子には頭が下がる思いである。
17:30駐車位置に到着。スタート地点に置いた車を戻す間、林道を歩き、途中ひろぴぃちゃんの首筋にヒルが 襲いかかるというアクシデントを乗り越え、18:00上丹生バス停前で車と合流。
そこそこ休憩もあったが、それでも結構歩いた鈴鹿縦走第1回目山行も無事に終えることができた。


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