八ヶ岳(硫黄岳・横岳)
2760m・2829m

6月4日(土)晴れのち曇り
6月5日(日)晴れ
参加者:さかじん・ひろぴぃ・かめ・みかん ・又三郎・真心職人・鈴北
ゲスト:2名









まちに待った八ヶ岳の例会の日がやってきた。
メンバには初めてのテント泊の為に新品のテントを購入し万全の準備をしてこの日を迎えたものも いた。心配だった天気予報もまずますの予定となった。 私にとって、今回のコースが順調にこなせ るなら、八ヶ岳は完踏することになる記念の登山である。
今回は、3台の車に分乗し登山口の桜平からオーレン小屋テント場に集合する予定である。
 車が飯田市に近づくと中央アルプスや南アルプスが見えてきた。霞んではいるが、雄大な山々が見えている。 お目当ての山が見えると大騒ぎしながら中央道を諏訪ICを目指して急いだ。
諏訪ICを降り、別荘地の三井の森を走ると八ヶ岳高原の雰囲気が盛り上がる。新緑のカラマツ林は美しい。
やがて桜平に到着、運良く駐車ポイントを見つけて車をデポし、いよいよ登山開始。 テントを内蔵したリュックが肩に重い。長い林道は見た目よりも傾斜があり、けっこうきつい。 オーレン小屋は水が豊富なので、水を担ぐ必要が無いのでまだマシだ。
やがてオーレン小屋に到着すると、先着していたさかじん隊のメンバが出迎えてくれた。 さっそくテント場を確保していると、雨がぽつぽつと降り出した。ヤバイ早くせねば。 設営を完了すると、やがて雨は本降りとなり、テントや小屋に避難した。気温が下がり肌寒い。 小屋に雨宿りしながら、お土産など見ていると小降りになって来た。 鈴北隊は少し散歩してみようということになり、夏沢峠に向かって歩き出し、 雨があがるとそのまま根石岳まで歩いてしまった。
オーレン小屋に戻り、首を長くして待っていたメンバと楽しい宴会の開始。 よく飲みよく語り、いよいよ冷え込んで来て、オーレン小屋の風呂に駆け込み、身体を温めながら 明日の硫黄岳〜横岳そしてツクモクサの話しで盛り上がった。
翌朝5時、テントをそのままに軽装で眠い目をこすりながら出発。 先頭は真心さんにお願いした。真心さんの歩きは絶妙なテンポで、身体が慣れていない急登でも楽 に歩くことができる。これを真心ウオークとして覚えておこうかな。
高度を上げるに従い、展望が開けアルプスが見え る真っ青な晴天となった。 途中のガラ沢では悠々と餌をあさるニホンカモシカと出会った。
やがて、黒い石が敷き詰められた硫黄岳の山頂に到着した。山頂の半分が切れ落ち た爆裂火口は除くと足下が崩れ落ちそうだ。 山頂から見る横岳や赤岳はすぐ手が届きそうだ、 2000mを超える山々がせましと並んでいる。 真心さんが八ヶ岳は箱庭と呼ばれていると解説していたが、まさにそのとおりだコンパクトに一望できる。
硫黄岳山荘に近づくと、フォルクローレの曲が流れている。いいなあ、山にはよく似合う。 吸い寄せられて、近づいてしばらく聴いていたが 「コンドルは飛んで行く」をリクエストしてみた。 リーダらしい白髪の老人が、いいですよと曲が始まった。高山に曲が響いてしばし酔う。いいなあ。
横岳へ。 山頂手前の岩場をなんなく越え、山頂へ。 山頂では、記念写真を撮る登山者で混雑していた。 ゲスト2名と赤岳に向かった、ひろぴぃさんから 無線機を通じて、咲く場所を聞いていたツクモグサを求めて山頂から階段を下ると、斜面に群生し ていた。側にいた自然保護係員に説明を聞いて少し詳しくなった気分。 念願のツクモグサを見ることができた。来て良かった。
花の八ヶ岳、硫黄岳山荘のフォルクローレなど八ヶ岳の良さを堪能した2日間を想い出している。 今回の山行では、別行動のメンバと連絡を取るのに無線機(特定省電力)が有効であることが確認できた。


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